特許研削加工における研削液の動圧開放方法、その方法を利用した研削方法およびその研削方法に用いる砥石 株式会社ジェイテクト

【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】公開特許公報(A)
【公開番号】特開2008−93786(P2008−93786A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【発明の名称】研削加工における研削液の動圧開放方法、その方法を利用した研削方法およびその研削方法に用いる砥石
【国際特許分類】

B24B  55/02     (2006.01)   B24D   5/10     (2006.01)【FI】

B24B 55/02        Z   B24B 55/02        A   B24D  5/10         【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】10
【出願番号】特願2006−278815(P2006−278815)
【出願日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【出願人】
【識別番号】000001247
【氏名又は名称】株式会社ジェイテクト
【住所又は居所】大阪府大阪市中
【代理人】
【識別番号】100089082
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 脩
【代理人】
【識別番号】100130096
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 一総
【発明者】
【氏名】井▲土▼ 雅裕
【住所又は居所】大阪府大阪市中
【発明者】
【氏名】大藪 敏
【住所又は居所】愛知県豊田市ト
【発明者】
【氏名】天草 治彦
【住所又は居所】愛知県豊田市ト
【発明者】
【氏名】森 章夫
【住所又は居所】愛知県豊田市ト
【テーマコード(参考)】

3C0473C063【Fターム(参考)】

3C047 FF01 GG08 3C063 AA02 AB02 BA03 BA24 BB02 BG05 BG07 FF18

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【要約】
【課題】少なくとも1本の傾斜溝を、砥石と工作物とが接触する接触面を上下に貫通させることにより、接触面に向けて供給された研削液に発生する動圧を開放し、工作物の加工精度を高めて研削能率を向上させる。
【解決手段】砥石の研削面と工作物とが接触する接触面に向けて研削液を供給しながら工作物を研削する研削加工において、研削面に刻設された傾斜溝と、接触面の砥石円周方向と平行な一方の縁の延長線との交点を一方交点、他方の縁の延長線との交点を他方交点と定義した場合、一の傾斜溝の他方交点と、一の傾斜溝と隣接する傾斜溝の一方交点とが砥石円周方向において所定のオーバラップ量だけオーバラップし、接触面の砥石円周方向長さがオーバラップ量よりも小さくなるようにする。
【選択図】図6



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転駆動される砥石の研削面と工作物とが接触する接触面に向けて研削液を供給しながら、前記工作物を前記砥石によって研削するに際して、前記研削面と前記工作物との間に発生する前記研削液の動圧を開放する研削加工における研削液の動圧開放方法であって、
前記研削面に砥石円周方向に対して所定の角度傾斜した複数の傾斜溝を等間隔に、且つ、前記傾斜溝と前記接触面の砥石円周方向と平行な一方の縁の延長線との交点を一方交点、他方の縁の延長線との交点を他方交点と定義した場合、一の傾斜溝の他方交点と、一の傾斜溝と隣接する傾斜溝の一方交点とが砥石円周方向において所定のオーバラップ量だけオーバラップするように刻設し、
前記砥石の研削面と前記工作物との接触面の砥石円周方向長さが前記オーバラップ量よりも小さくなるように、前記工作物に対する前記砥石の切込み量と、前記傾斜溝の傾斜角度および間隔との少なくとも一方を設定することを特徴とする研削加工における研削液の動圧開放方法。
【請求項2】
請求項1に記載の研削加工における研削液の動圧開放方法を利用した研削方法であって、
前記砥石の研削面と前記工作物との接触面の砥石円周方向長さが前記オーバラップ量よりも小さくなるような前記工作物に対する前記砥石の切込み量で研削することを特徴とする研削方法。
【請求項3】
請求項1に記載の研削加工における動圧開放方法を利用した研削方法に用いる砥石であって、
前記工作物に対する前記砥石の所定の切込み量に対して、前記砥石の研削面と前記工作物との接触面の砥石円周方向長さが前記オーバラップ量よりも小さくなるような傾斜角度および間隔の前記傾斜溝が前記研削面に刻設されていることを特徴とする砥石。
【請求項4】
請求項1に記載の研削加工における研削液の動圧開放方法において、
前記工作物はベース円部、トップ部、前記ベース円部と前記トップ部とを接続する一対のリフト部とを含むカムであり、
前記接触面の砥石円周方向長さは前記リフト部を研削する際の前記砥石の研削面と前記工作物との接触面の砥石円周方向長さであることを特徴とする研削加工における研削液の動圧開放方法。


多色 単色
砥石