特許ゴム判用印材、ゴム判の製造装置および製造方法 吉居義高

【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】公開特許公報(A)
【公開番号】特開平5−212949
【公開日】平成5年(1993)8月24日
【発明の名称】ゴム判用印材、ゴム判の製造装置および製造方法
【国際特許分類第5版】
B41K  1/00        B 6863−2C
C 6863−2C
B41C  1/02          9221−2H
B41K  1/02        B 6863−2C
B44B  3/02          9134−3K
【審査請求】有
【請求項の数】6
【全頁数】10
【出願番号】特願平4−7983
【出願日】平成4年(1992)1月20日
【特記事項】特許法第65条の2第2項第4号の規定により図面第13 14図の一部は不掲載とする
【出願人】
【識別番号】591044946
【氏名又は名称】吉居 義高
【発明者】
【氏名】鈴木 一郎
【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【要約】
【目的】  ゴム判を生産性良く、低コストで製造する。
【構成】  印本体90に、プラスチックまたはゴム製のクッション層92を固定し、この上に、ガラス転移点温度が−50℃より高温のゴムからなる一定厚の剥離層94を粘着剤により剥離可能に固定した後、剥離層94を冷却しつつ、剥離層94上の画像を彫刻すべき彫刻域とそれ以外の余白域との間の境界線116に沿って剥離層94を切断するとともに、彫刻域の画像以外の部分を剥離層94が切断されない深さまで切削除去して画像部106を形成し、さらに、切断線108に沿って余白域に当たる剥離層94を剥離させ、画像部106が刻まれた彫刻域の剥離層のみをクッション層上に残す。彫刻を行うに際し、剥離層94の表面に保護フィルム96を剥離可能に固定しておき、彫刻後には、画像部106上の前記保護フィルムを除去する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】印本体と、この印本体に固定されその端面が平坦なプラスチックまたはゴム製のクッション層と、このクッション層上に粘着剤により剥離可能に固定された一定厚の剥離層とを有し、前記剥離層は、ガラス転移点温度が−50℃より高温のゴムで形成されていることを特徴とするゴム判用印材。
【請求項2】前記剥離層の表面にはさらに、保護フィルムが剥離可能に接着されていることを特徴とする請求項1記載のゴム判用印材。
【請求項3】ゴム印材を着脱可能に固定する印材保持機構と、前記ゴム印材の印面に対し垂直に配置されたカッタをその軸線回りに回転するカッタ回転機構と、前記印材保持機構およびカッタ回転機構の少なくとも一方を他方に向けて接近離間する方向に移動させるZ方向移動機構と、前記印材保持機構およびカッタ回転機構の少なくとも一方を前記Z方向と直交する平面方向へ移動させるX−Y方向移動機構と、冷却用の冷却剤を保持し開閉弁を介してノズルから前記印材保持機構に固定されたゴム印材に前記冷却剤を噴射する冷却機構と、前記開閉弁を間欠的に開閉する開閉機構とを設けたことを特徴とするゴム判の製造装置。
【請求項4】ゴム印材の印面の寸法情報を入力する印面寸法入力手段と、前記印面に彫刻すべき画像情報を入力する画像入力手段と、入力された前記寸法情報および前記画像情報から前記印面上の画像を形成すべき彫刻域を判定するとともに、これら彫刻域とそれ以外の余白域との境界線の位置データを算出する境界線算出手段と、前記彫刻域内で前記画像以外の部分の切削位置データを保持する彫刻域内切削データ保持手段と、前記境界線の位置データを保持する境界線データ保持手段と、前記彫刻域内切削データ保持部から読みだされる切削位置データに基づき、前記彫刻域内で画像以外の部分を第1深さまで削るように、かつ、前記境界線データ保持部から読みだされる境界線位置データに基づき前記余白域を前記境界線に沿って前記第1深さよりも深い第2深さまで切り込むように、前記カッタ回転機構、前記Z方向移動機構および前記X−Y方向移動機構を制御する制御手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項3記載のゴム判の製造装置。
【請求項5】印本体に、端面が平坦なプラスチックまたはゴム製のクッション層を固定し、このクッション層上に、ガラス転移点温度が−50℃より高温のゴムからなる一定厚の剥離層を粘着剤により剥離可能に固定した後、前記剥離層を冷却しつつ剥離層上の画像を彫刻すべき彫刻域とそれ以外の余白域との間の境界線に沿って剥離層を切断するとともに、前記彫刻域の前記画像以外の部分を剥離層が切断されない深さまで切削除去して画像部を形成し、さらに、前記境界線に沿って前記余白域に当たる剥離層を前記クッション層から剥離させ、前記画像部が刻まれた彫刻域の剥離層のみをクッション層上に残すことを特徴とするゴム判の製造方法。
【請求項6】前記彫刻を行うに際し、前記剥離層の表面に保護フィルムを剥離可能に固定しておくとともに、彫刻後には、前記画像部上の前記保護フィルムを除去することを特徴とする請求項5記載のゴム判の製造方法。
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