特許印材、印鑑、印材の製法および印鑑の製法 住友軽金属工業株式会社

【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】公開特許公報(A)
【公開番号】特開平8−199266
【公開日】平成8年(1996)8月6日
【発明の名称】印材、印鑑、印材の製法および印鑑の製法
【国際特許分類第6版】
C22C 14/00        Z        
B41K  1/00        B        
1/02        B        
C22C  1/00        Q        
1/04        C        
E        
21/00        N        
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】5
【出願番号】特願平7−7546
【出願日】平成7年(1995)1月20日
【出願人】
【識別番号】000002277
【氏名又は名称】住友軽金属工業株式会社
【発明者】
【氏名】熊谷 正樹
【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
【要約】
【目的】  印鑑に要求されるさまざまな特性を満たす印材、その印材を使用する印鑑並びにこれらの製造に好適な製法を提供する。
【構成】  粒径が5〜300μmのアルミニウム粉末、チタン粉末およびマンガン粉末をアルミニウムが30〜55mol%となる割合で混合し、この混合物を脱気し、TiAl系金属間化合物を形成しない温度かつ押出比5〜15で熱間押出により稠密化後、この稠密体を高温・高圧処理して製造されるTiAl系金属間化合物は、径1〜50μmの孔を体積率で0.01〜0.5%有する印材となる。この印材は、印鑑に要求されるさまざまな特性を満たしている。この印材を切削等により印鑑の形状として、印面の凸とされる部分をゴム等で被覆してからサンドブラストすると、ゴムで覆われていない部分が刻まれて印形が刻まれる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】  30〜55mol%のアルミニウムと残部チタンとからなるTiAl系金属間化合物であって、径1〜50μmの孔を体積率で0.01〜0.5%有することを特徴とする印材。
【請求項2】  請求項1記載の印材において、0.05〜5mol%のマンガンを含むことを特徴とする印材。
【請求項3】  請求項1または2記載の印材を用いた印鑑。
【請求項4】  請求項3記載の印鑑に400〜1300℃の熱処理を施して表面に酸化被膜を形成させたことを特徴とする印鑑。
【請求項5】  粒径が5〜300μmのアルミニウム粉末とチタン粉末とをアルミニウムが30〜55mol%となる割合で混合し、この混合物を脱気し、TiAl系金属間化合物を形成しない温度かつ押出比5〜15で熱間押出により稠密化後、この稠密体を高温・高圧処理してTiAl系金属間化合物を形成させることを特徴とする印材の製法。
【請求項6】  粒径が5〜300μmのアルミニウム粉末、チタン粉末およびマンガン粉末をアルミニウムが30〜55mol%かつマンガンが0.05〜5mol%となる割合で混合し、この混合物を脱気し、TiAl系金属間化合物を形成しない温度かつ押出比5〜15で熱間押出により稠密化後、この稠密体を高温・高圧処理してTiAl系金属間化合物を形成させることを特徴とする印材の製法。
【請求項7】  請求項5または6記載の製法で得た印材に印面を形成し、該印面にショットブラストまたはサンドブラストにて印形を刻むことを特徴とする印鑑の製法。